ルプレの抜歯不要な
マウスピース歯列矯正

当院ではきめ細やかで、精密な歯列矯正治療を提供するため、すべての歯科医療をおこなう院長の大迫 拓也とともに、矯正治療を専門におこなう女性の歯科医師も治療を担当します。 対話を大切にしながら、お一人ずつに合わせて丁寧に提案し、治療を進めます。

歯科矯正担当
泉　朝望（いずみ・あさみ）

【略歴】
2002年　昭和大学歯学部卒業
2008年　熊本機能病院矯正歯科副部長
2009年　日本矯正歯科学会 認定医 取得
2011年　歯ならびの歯医者さん
（熊本市北区）開院
2024年　ルプレ歯科クリニック勤務

平均すると、使用するマウスピースは全部で20枚です。 自分で取り外しできるマウスピースを１週間ごとに新しいものに交換しながら、少しずつ歯を移動させて歯列矯正をおこないます。

「前歯１本だけ気になる」などの軽微なケースでは、マウスピース型矯正装置「インビザラインGo」を使った部分矯正をおこないます。 全体矯正に比べて、治療期間が短くなる場合が多いです。

当院では前歯、奥歯すべてを矯正するための「インビザライン・フル」にも対応しています。 歯列矯正に時間がかかる歯並び、重度の不正咬合などにも対応しています。

当院では６歳から始められるマウスピース型矯正装置（インビザライン・ファースト）を使って矯正治療をおこないます。 お子様の矯正（Ⅰ期治療）に特化した、顎のスペースを広げながら歯並びを整える治療方法です。

当院は土曜日も18:30まで診療しています。 最終受付も18:00までなので、仕事や部活で忙しい方にも余裕を持って通院していただけます。

問診のあと、カウンセリングルームでお悩みなどをお聞きします。 画像や予測シミュレーションなどの視覚情報を多めに使い、分かりやすい説明を心がけています。 気になることは何でも、遠慮なくお尋ねください。

当院ではできるだけ歯を抜かない方針です。 もちろんケースによっては抜歯を選択することもありますが、治療を始める前に精密な検査・診察をおこなって、本当に抜歯が必要かをどうかを慎重に判断します。

当院では代表的なマウスピース型矯正装置の一つ、インビザラインを使用しています。

マウスピース型矯正装置を使った治療のために、シミュレーションソフトを使用します。 お口の中をスキャンして3Dモデルを作成し、現在の状態からどうやって歯が動いていくかをコンピュータ上で予測します。 患者様にも一緒にご覧いただけます。

シミュレーションと歯科医師の診断によって、実際の治療期間、必要なマウスピースの形、枚数などを決定し、正確な治療計画を立てます。 枚数が分かっていることで見通しが立ち、モチベーション維持にも有効です。

今までのようにトレーを口に入れて待つ歯型取りは必要ありませんので、歯型取りが苦手な方、お子様もご安心ください。 お口の中をスキャンするだけの快適な検査で、詳細なデータを採取します。

治療を始めてから、どんなふうに歯が動いていくのか、また最終的な歯並びもシミュレーションで視覚的に確認できます。 ゴールを共有できるため、治療のモチベーションアップにつながります。

デジタルスキャナーで得られた詳細なデータををもとに、精密な歯型が再現され、患者様にぴったり合ったマウスピースを作成できます。

薄くて透明なマウスピースは、装着するととても見えにくくなります。 近寄っても気づかれにくく、見た目で矯正治療を諦めていた方にもおすすめです。

マウスピースなので歯磨きや食事の時はもちろん、大切な式典や撮影、面接の時なども、短時間であればご自身で取り外すことができます。

歯磨き・フロスなどのケアもいつも通り可能なので、お口の中を清潔に保てます。

痛みや違和感は、感じ方に個人差があるものですが、ワイヤー矯正に比べて弱い力で歯を動かすため、痛みを感じにくい傾向があります。

運動系の部活動・プロスポーツ選手の矯正方法としても、なめらかな素材でできたマウスピース型矯正装置をおすすめしています。 なお、ラグビーなどで必要なマウスガードの代用にはなりませんが、個別に対応させていただきますのでコンタクトスポーツの方もぜひご相談ください。

マウスピース型矯正装置には、金属が含まれません。そのため金属アレルギーの方でも矯正治療が可能です。 しかしマウスピース型矯正装置には適応しない歯並びもありますので、詳しくはカウンセリングでご相談ください。

メリットの多いマウスピース矯正ですが、次のようなリスク・注意点があります。 診察時にも詳しくご説明させていただきます。

矯正治療は、保険が適用されない自費治療です。 そのため虫歯治療などに比べるとコストがかかります。

１日20時間のマウスピース装着で歯が移動します。つまり食事・歯磨きの時以外は基本的に外しません。 もし装着時間が足りない日が続いてしまうと、計画通りに治療が進まないリスクがあります。

歯根の移動量が大きい場合や、骨格自体に原因があると考えられる場合にはマウスピース型矯正装置が適応しないことがあります。 歯科医師が適切に判断し、他の矯正方法（ワイヤー矯正など）をおすすめする場合もあります。

①未承認医薬品であること
マウスピース型矯正装置（インビザライン）は、医薬品医療機器等法（薬機法）の承認を受けていない未承認医薬品です。

②入手経路
マウスピース型矯正装置（インビザライン）は米国アライン・テクノロジー社の製品であり、 アライン・テクノロジー・ジャパン社を介して入手しています。

③国内の承認医薬品等の有無
国内にもマウスピース型矯正装置として、医薬品医療機器等法（薬機法）の承認を受けているものは複数存在します。

④諸外国における安全性等に係る情報
マウスピース型矯正装置（インビザライン）は、1998年にFDA（米国食品医薬品局）から医療機器として認証され、販売認可を受けています。世界100か国以上の国で提供され、1700万人を超える患者様が治療を受けられている治療方法で、重篤な副作用の報告はありません。 （2023年12月末現在）

⑤医薬品副作用被害救済制度の対象外
マウスピース型矯正装置（インビザライン）は、完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、承認薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。